WordPressはテーマを使ってカスタマイズしよう!テーマの選び方と注意点

WordPress を最初にカスタマイズしようと思う部分は「見た目」ではないでしょうか。

もちろんデフォルトのままでもコンテンツを作成することは可能ですが、ビジュアル面で少し寂しさを感じる方もいるかもしれません。

そこで手軽にビジュアルを変更できるのが「テーマ」です。

今回はテーマをどこで探せば良いのかや、選ぶ際の注意点を紹介していきます。

テーマを使って簡単に WordPress をカスタマイズしよう!

「テーマ」とは、あらかじめ作成されたデザインやレイアウトのテンプレートのことで、これらを WordPress に適用すると、そのテンプレートを使えるようになります。

WordPress を一からデザインし、反映させるのは手間がかかりますが、こうしたテーマを探してダウンロードして適用することで、比較的手軽に好みのテーマに変更できます。

実際に使えるテーマはどこで探せばいい?

では、実際に使用できるテーマはどこで探せばよいでしょうか?

ここでは2つの方法を紹介します。

まずは WordPress の公式サイトにあるテーマディレクトリから選んでみよう

WordPress テーマディレクトリでは、有志の方々がテーマを公開しています。

公開される前にはレビュアーによるチェックが行われ、基準値を満たしたテーマがテーマディレクトリに掲載されます。このため、掲載時には WordPress での動作やライセンスなどがクリアされており、導入時のエラーやトラブルが少なくなるはずです。

また、問題があった場合でも質問しやすく、フォローをしてもらえることもあります。

詳細情報のページには、更新日や対応している WordPress のバーション、評判も載っています。

https://ja.wordpress.org/themes/

WordPress テーマディレクトリ以外で自分に合ったものを探してみる

テーマディレクトリ以外でも、テーマが公開されているウェブサイトはいくつもあります。

おしゃれなテーマをデザイナーさんが制作して公開されている場合もあり、無料のものから有料のものまでありますので、予算に合わせて利用してみましょう。

テーマを使用する際の注意点

さまざまな場所で公開されているテーマですが、利用する前に2つのポイントを確認しておくことが大切です。

メンテナンス・更新が適切に行われているか

テーマは一度導入すれば終わりというものではありません。

WordPress 本体に実装された機能を十分に利用したい場合は、こうしたメンテナンスが適切に行われているテーマを導入するようにしましょう。

公式テーマディレクトリで選ぶ際には、画像の赤枠内に注目してください。

また、テーマ自体の不具合に対応するアップデートはもちろんのこと、WordPress のアップデートにも対応する必要があります。

テーマが最新の WordPress に対応できていないと、WordPress のアップデートを実行できず、セキュリティの脆弱性や不具合を修正できません。

▼セキュリティに関する詳しい内容はこちら

安全性が確認できているか

テーマそのものが安全なものであるかの確認も重要です。

どういったテーマが安全なのかは、専門知識がないと見分けがつかないこともあります。不安な場合は他の方のレビューや口コミを確認しましょう。

こうした観点からも、初めのうちは多くの人がレビューしている WordPress テーマディレクトリで探すのがおすすめです。

「 Full site editing 」を使って自分好みのカスタマイズも可能

Full site editing の機能は、2021年リリースの WordPress 5.6以降で利用可能です。

この機能を使うことで、テーマをブロックエディタのように自分でカスタマイズできるため、これまでよりも自由度高くサイトを作り込めます。

さらに、PHP や CSS といった知識がなくても、ノーコードで編集ができる点も手軽さにつながっています。

ただし、求めるイメージによっては自分で素材などを用意する必要があります。また、Full site editing に対応した日本語のテーマは多くなく、サポートドキュメントやテーマが英語のみというケースもあります。

少し触ってみて「難しそうだな」「自分で作るのは大変そうだ」と感じた場合には、従来のテーマで作られたものを探しましょう。

まとめ

WordPress にテーマを適用することで、魅力的なサイトが手軽に作れます。

しかし、今使っている WordPress のバージョンや不具合情報など、確認すべきことも多いため、デザインの良さだけで選んでしまうとトラブルの原因につながることもあります。

テーマを適用するサイトに、すでにコンテンツなどのデータがある場合にはバックアップも検討しましょう。

▼こちらのコンテンツでは AWS 上に構築した WordPress のバックアップ方法を解説しています。

AWS 上に構築した WordPress のバックアップ方法〜バックアップの取得からリストアまで〜バックアップの方法

もし、思い描くようなテーマが見つからない場合や、実際の作業に不安がある場合には、当社にご相談ください!

当社では専門の知識と経験豊富なエンジニアやデザイナーが、お客様の希望に応じた独自テーマを開発することもできるため、イメージにぴったりなオリジナルのテーマをご提案いたします。

また、当社は設立当初から WordPress を取り扱っており、AWS に関してもセミナーへの参加や登壇、コミュニティへの貢献など、多方面の知識を持っています。

お問い合わせいただければ、専門のスタッフがお客様の課題をヒアリングし、ご希望に応えられる提案をさせていただきますので、右下のチャットボタンからお問い合わせください。

詳しくは下記ページよりご覧ください。

サービス紹介

また、WordPress 専用のフルマネージドホスティング「Amimoto」も提供しています。特徴は下記よりご覧ください。

フルマネージドホスティング「Amimoto」