ホスティングとは?サービス内容やメリット・デメリットを解説

サーバ運用方法の一つであるホスティングサービスは、現在多くの企業で採用されており、特段の理由がない限りはホスティングサービスが選ばれることがほとんどでしょう。

しかしさまざまな企業からサービスが提供されているため、どのホスティングサービスが自社に合っているのか判断できず困っている担当者の方もいらっしゃるかと思います。

今回は、ホスティングのサービス内容やメリット・デメリットを解説していきます。

自社のホスティングサービス導入の際の参考にしてください。

ホスティングとは、インターネットを介して事業者からサーバを貸し出してもらうサービスのこと

そもそもホスティングサービスとは、データセンターに設置されたサーバをインターネットを介して事業者から貸し出してもらうサービスのことです。

日本ではレンタルサーバの名でも広く知られています。

利用者はインターネットを介して、サーバ内に必要なソフトウェアのインストールやデータの保存を行い運用します。

ホスティングで提供されるサーバには、共用サーバ・専用サーバ・仮想( VPS )サーバといった種類があります。(詳細はメリットデメリットのトピックで解説)

→【関連記事】サーバ比較ではどこを見る?不満な部分はフルマネージドホスティングサービスを検討してみるのもおすすめ

またホスティングの他にも、サーバのアウトソーシングにはハウジングといったサービスもあります。

→【関連記事】ハウジングとは?ホスティングとの違いも含めてメリット・デメリットを解説

ホスティングを導入する主な理由3選

1. 自社運用よりもコストが安く済むため

サーバを運用していく上でまず悩むのはコスト面ではないでしょうか。

例えば、自社でサーバを運用しようとする場合、以下のようなコストがかかります。

  • サーバ本体の購入費(初期費用)
  • データセンターのスペース確保
  • 保守・運用・監視に割く人件費と時間           
  • 熱対策や防塵対策、防犯対策といった対策コスト

しかし、ホスティングサービスを利用することで、こうしたコストを抑えることが可能です。

2. セキュリティ対策

サーバ運用を行う中で、セキュリティ対策も重要です。

セキュリティ対策を行う上で、自社で独自に行うのとサーバ管理を専門とする事業者で行うことを比較すると、セキュリティ対策は専門業者の委託した方がより強固になる場合がほとんどで、ホスティングサービスにはこうした対策も含まれていることが多いです。

また貴重なIT資産を社内に設置したサーバで運用するよりも、データセンターで運用されるホスティングの方がセキュリティ面や災害といった面で安心です。

3. デジタル化促進や経済的な背景

事業のデジタル化の促進に伴い、SaaS やアウトソーシングが普及したことで、インターネット上で多くのデータを保有する機会が増えました。

そうしたデータをインターネット上で安全で手軽に保管し、さらに様々なデータを連携、活用できるように、ホスティングサービスを導入する企業が増えています。

ホスティングのメリット・デメリットとは

導入の前に把握しておくべき、ホスティングのメリットやデメリットについて解説します。

【メリット】

・運用開始の手軽さ(スピーディにサイト運用が始められる)

ホスティングサービスは、すでにセットアップ済みのサーバ環境に自社で使いたい機能などの設定をするだけなので、自社で一からサーバを購入して社内で運用する場合やハウジングといったサービスに比べ、システムを使い始められるまでの時間が短いことがメリットです。

また、自社でサーバの用意をする手間やサーバルームの確保といった作業も必要ありません。

・安価に導入ができる

サービスによって金額は異なりますが、自社でサーバを購入して運用するのに比べれば、初期費用が安価で大きな初期投資がなく導入が可能です。

・サーバを管理する手間が省ける

ホスティングでは、サービス形態により委託できる領域は変化しますが、多くの場合サーバの設計や構築、保守といった部分を事業者に委託できるため、自社での運用の手間が省けます。

・万全のセキュリティ対策

各事業者専任の担当者がサーバのセキュリティ対策や管理を行なっているため、安心してサーバ運用を任せることができます。

万一に備え、自動バックアップやリストア環境が備わったサービスも豊富に展開されています。

また、サービスによっては運用のサポートも行なっているため、自社に高度な専門知識を有する担当者がいない場合でも、サーバ運用が可能になります。

【デメリット】

・カスタマイズ性が低い

ホスティングではサーバ運用を事業者に委託するため管理者権限がなく、自社でのカスタマイズ性が低いことが多いです。

ある程度のプラン変更はできても、契約したサーバ内でできることが限られている場合があるため、望んでいる設定ができないことがあります。

・サーバによっては他のユーザーの影響を受ける

共用ホスティングや仮想プライベートサーバ(VPS)クラウドホスティングなどのプランの場合は、他の利用者とサーバのリソースを共用で使用することになります。

こうしたサービスを利用する場合、1つのサーバを複数人で使うため、他ユーザーのアクセス増加による負荷などの影響を受けやすくなってしまいます。

・トラブル対応の俊敏性

ホスティングでは、サーバの保守などを専門スタッフが行なってくれるのはメリットと言えますが、その反面トラブル時の対応してもらえるタイミングに関しては事業者依存となります。

デジタルキューブの Amimoto マネージドホスティングの場合

当社ではクラウド型で WordPress に特化したホスティング「Amimoto マネージドホスティング」を提供しております。

他のホスティングサービスに比べて多くのメリットがありますので、ぜひご検討ください。

Amimoto マネージドホスティングのメリット

・一般的なホスティングよりも委託領域が広いフルマネージドタイプのサービス

当社のホスティングサービスはフルマネージドタイプですので、サーバ周りの業務は全てお任せください。

また、WordPress に特化した専門的な知識を持ったスタッフが多く在籍しており、業務実績も多数あることから、WordPress の保守もお任せいただけます。

こうしたお任せいただける領域が広いことで、自社サービスの開発やセールスといった業務に専念していただけるようになります。

[ホスティング保守範囲]

  • インフラ ( AWS )、OS 、ミドルウェアの運用
  • OS・PHP・データベースパッチ適用
  • OS・ミドルウェアのチューニング
  • 死活監視、Web / MySQL サーバー負荷監視
  • バックアップ/リストア、障害対応サーバー再起動
  • お客様からのご依頼によるOS・プロセス再起動

[ WordPress 保守範囲 ]

アプリケーション、ウェブサイト課題解決、WordPress コア・プラグインアップデート、Web サイトパフォーマンス改善、Web サイトセキュリティ対策

さらに詳しい解説は Amimoto マネージドホスティングの特徴ページをご確認ください。

https://ja.amimoto-ami.com/feature/

・用途に合わせたサービスプランと料金設定をご用意

豊富なプランやスケールアップオプションでお客様の要望に柔軟に対応いたしますので、気になる方は料金プランをご覧ください。

Amimoto マネージドホスティングと一般的なレンタルサーバとの比較

Amimoto マネージドホスティングと一般的なレンタルサーバとの比較表

Amimoto マネージドホスティングはクラウド型のホスティングであるため、今回の記事で掲載している一般的なホスティングのデメリットであるカスタマイズ性の低さや、他ユーザーの影響を受けるといったことはありません。

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