自動的にサーバを最適化する AutoScaling 機能搭載のフルスタック WordPress インフラストラクチャー
概要
デジタルキューブは JINKEI の新バリエーションとして、オートスケール対応テンプレートをリリースします。
このテンプレートでは AWS の機能である「AutoScale」を組み込み、サーバ負荷に応じてサーバ台数を自動で最適化します。
このテンプレートを使うことで、急なアクセスの増加やアプリケーショントラブルによるサーバ負荷の増加にも強くなり、より安定した WordPress サイトを運用することが可能となります。
課題
- Web サイトのアクセスに波があり、サーバ強化の計画が立てにくい
- サイトダウンが売り上げに直結するため、何としてもサーバダウンは回避したい
- インフラ構築ノウハウが少なく、自力で大規模インフラを構築することが難しい
ソリューション
WordPress powered by JIN-KEI (Auto-Scaling) では、AutoScale 機能を使うことでサーバ(CPU)負荷の増減に反応してサーバ台数を自動で調整できるようになります。
例えばイベントや TV 放映などで突然アクセスが増加した場合にも、増加した負荷を検知して自動的にサーバを追加することで負荷分散を行い障害発生を回避します。
またアクセスが減少した場合にもサーバ負荷が一定のラインを下回ったことを検知して自動で不要なサーバを停止させるため、必要最低限のコストでの運用が可能となります。
開発者からのコメント
「落ちない Web サイトを作りたい」という念願をついにかなえることができる AMIMOTO インフラが完成しました。
AutoScale する WordPress サイトを運用するためのノウハウを詰め込んだテンプレートです。
構築用のテスト環境も立ち上がりますので、今までない快適な WordPress サイト運用を是非ご体感ください。
使い方
AMIMOTO AMI 同様 AWS マーケットプレイスにて、必要情報を入力の上、セットアップしてください。
様々なサービスの起動処理を行うためセットアップには30〜60分程度時間がかかりますが、ユーザーは「待つだけ」で中規模 WordPress インフラを手に入れることができます。
インフラ構成
AWSリソース

メディアストレージ | Amazon S3 |
ファイルストレージ | Amazon EFS |
DBサーバ | Amazon RDS(Maria DB) |
webサーバ | Amazon EC2 + AutoScaling |
ロードバランサ | ELB |
CDN | Amazon CloudFront |
ミドルウェア
OS | AmazonLinux |
Runtime | PHP5.6 |
Proxy Cache | Nginx |
Function | Monit |
Web Server | Nginx |
Datebase | Maria DB |
Protocol | HTTP/2 |
Version | 1.1 |
ユーザーからの声
- 広告費に直結するメディアサイトですがこの環境に変更したことでほとんどサイトがダウンすることがなくなりました。
- 通販サイトを運用しているのですが、特別なインフラ知識が無くてもこのように障害に強い環境が手に入れることができて非常に助かっています。